SL Series

SLシリーズ低圧スクリュー型エアコンプレッサーは、低圧で使用するために開発された機種です。回転部品の隙間や機械外側のケーシングはいずれも精密に加工され、排気口を変えただけではなく、ベアリング基座を大きくし、さらに全ての設計において大流量、低圧力のご要望にお応えする設計になっています。比較的小さなエネルギー消費で適切な圧力の低圧圧縮エアーを出力し、最適な排気量に達すると省エネ効果は25%以上になります。システムが低圧条件での作動で、部品への圧力と熱からの負荷が小さくなり、コンプレッサーはさらに安定して稼動しより長いライフを得ることができます。

オイルポンプはIE3モーターを使用しています。独立したオイルポンプ設計はエアー圧縮システムが油圧を行うことを保証します。ON/OFFを繰り返す作動は自動で油圧を感知して行うので不必要なエネルギー消費を避けることができます。

吸入部分は軸向き吸気設計、ウォームで圧縮の際、最適な長さが十分な効果を引き出します。同時に機械の作動時の騒音を抑えます。また方向によるバランスのない状態を減らし、機械及びベアリングのライフを長持ちさせます。

安全で効率の良いエアーフィルターシステムを有しています。空気中の比較的大きなほこり等が旋回する空気と共にエアーフィルター先端のラバー槽に落ちることで、フィルターの表面に貼り付いて起こる目詰まりを起こしません。フィルターのライフを長くし、濾過面積を大きくし、吸気の邪魔をせず、吸入するエアーは異物の無いきれいな状態を確保します。独立したエアーフィルターの空気の通り道は直接外部の比較的冷たい空気を吸入するので、吸気の密度が高まり、全体の効率を高めています。

逆流防止、オイルカット、調整可能等の機能が一体化し、低減圧設計が吸気の効率を最適化します。稼働中は実際の圧縮エアーの必要量の変化に応じて自動調整され、かつ無負荷稼動の制御がさらに正確で高い省エネ効果が得られます。

再オイルバック管のオイル蒸気潤滑ベアリングに頼らず、ベアリングの潤滑は独立した潤滑ラインを採用しています。単独のオイル濾過フィルターを備え、潤滑油のきれいな状態を確保します。

より大きなオイル分離器はオイルとエアーの分離面積をさらに大きく設計し、より良い濾過効果を得られると同時に、その分離の過程における減圧の発生を減らし、エアー圧縮システム全体効率をさらに高めています。オイルエアータンクカバーは当社特許取得済みの回転軸設計を採用することで、フィルター交換の作業をよりスムーズにしてくれます。

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